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運動が効果的な治療法

医者

副作用や依存性の高い抗うつ薬などになるべく頼らずにうつ病を治したい人にオススメの方法は軽い運動が挙げられます。うつ病に対する運動の効果はこれまでも様々な研究で実証されているのです。例えば、 1985年に発表されたノルウェーでの臨床試験結果があります。この臨床試験での対象者は日常生活を送るのも難しいほどのうつ病と診断された50人を半分に分けて、その半分の人には1週間に3回1時間程度のウォーキングやジョギングなどの有酸素運動をしてもらい、残りの半分の人にはその時間には作業療法を実施するという臨床試験でした。その結果、 3ヶ月後には有酸素運動をしていたグループの男女は作業療法をしていたグループよりもうつ病が大幅に改善されたという結果が出ています。また、アメリカでの同じような臨床試験では、有酸素運動だけを行ったグループと抗うつ薬を服用したグループ、そして抗うつ薬を服用しながらの有酸素運動を行ったグループに分けて4ヶ月の治療効果を比較したところ、なんと有酸素運動のみを行ったグループのうつ病の回復率が最も高い結果が出たのです。さらに半年後の再発率は有酸素運動のみ行ったグループが最も低いという結果が出ているのです。それではなぜ有酸素運動をうつ病の改善につながるのでしょうか。その要因と考えられているのは有酸素運動による脳に対する効果です。人間は運動をするとセロトニンという物質が増えるのです。このセロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸から作られているのですが一般的にはこのトリプトファンをアルブミンというタンパク質と結合して存在しているため、血液脳関門という脳の中に入るための関所のような部分を通り抜けることができないのです。ところが、有酸素運動をすることによって、人間の体内での脂肪の分解が進み、その結果として血液中の遊離脂肪酸が増えるのです。この遊離脂肪酸が増えるとアルブミンはトリプトファンを手放してしまい、その遊離脂肪酸と結合します。そうなるとトリプトファンは脳の関所でもある血液脳関門をスムーズに通過してしまうのです。また、有酸素運動にはセロトニンだけではなく、ドーパミンやノルアドレナリンといった気持ちを高揚させたり、やる気を向上させる物質が増加すると言われています。いずれも脳の中を元気にする神経伝達物質なのでうつ病に陥ってしまったような心も徐々に回復していくわけです。

抗うつ薬を毎日服用するという場合、うつ病の度合いにもよりますが睡眠薬など処方される薬の数が多いと薬代だけでもお金がかかってしまいます。お金の問題は障害年金でカバーすることは可能ですが、障害年金の認定等級が低くあまりもらえないということもあります。その場合、上記のように薬を処方してもらうのではなく、日常生活に運動を取り入れると良いでしょう。そうすれば障害年金があまりもらえないという時でも薬代を節約することができ、生活費用に回すことができます。

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